発熱外来
厚生労働省の要請に呼応して、通常の外来とは入り口を別にして駐車場から直接入る発熱外来の部屋を用意し、かかりつけの患者さんだけでなく、保健所に相談の電話をして、当院を紹介された方、直接当院に問い合わせの電話をした方等をこちらの入り口から案内しておりました。必要な方はその場でインフルエンザの検査を行い、また必要な方は保健所を通して新型コロナの検査が出来る施設へ紹介していましたが、保健所でやってくださる時はまだ良いのですが、天竜病院か聖隷三方原病院へ回されることも多く、たらいまわしではないかという批判を頂きましたので、9月1日より発熱外来を閉鎖し、一般外来で診察するように変更いたしました。
国のコロナ政策自体もこれまでの全数把握を止め、重症化する可能性のある人のみ報告とか、インフルエンザなどと同じく定点医療機関からの報告のみとする事等が検討されており、今後は各県、各市町村や全国の感染者が何人という報道も無くなりますのでそろそろ発熱外来も使命を終えたと感じております。
南半球のオーストラリアは今冬ですが、昨年、一昨年と流行らなかったインフルエンザが今年は流行っており、日本の冬も今年は流行る事が予想されています。今後は新型コロナワクチンも有料化されるでしょうが、おそらく新型コロナとインフルエンザの2価ワクチン(混合ワクチン)が開発され、それを年1回うつという風に変わってくると思われます。