私たちの浜松リバティライオンズクラブCN20周年記念式典および各種記念行事にご参加ご協力を賜りありがとうございます。20数名の弱小クラブで見栄を張った晴れがましいことはできるだけやめて地域社会への奉仕という原点に立った質素なメモリアルにしようというメンバーのコンセンサスで企画がスタートしました。ただ唯一全国に仲間のいるリバティ同盟クラブの方々だけは制限なしに来ていただきたいと考えました。この不況の長引く中、ライオンズクラブなど止めてしまいたい、また実際にやめていく人が沢山います。私たちが苦しい中何とかライオンズクラブに残って頑張ろうと思うのはやっぱり全国にリバティの仲間がいるというのが大きな要素の一つなのです。
いくつかの企画が持ち上がりました。エリア内の遠州灘海浜公園を桜の名所にしよう。桜に不向きといわれる海辺の場所ですが塩害に強い大島桜で何とか実現にこぎつけられそうです。「五体不満足」の乙武洋匡君には来ていただけませんでした。しかし、「金色のくじら」や「アイラヴユー」など社会に啓蒙する作品を撮り続ける、私の敬愛する大澤豊監督に来ていただくことが出来、私も少しお手伝いの出来た映画「アイラヴユー」の無料上映会と大澤監督、主演の忍足亜希子さん、手話コーディネーターの妹尾映美子さんのお三方によるトークショーを開催出来ることになりました。映画をまだ観ていない方も、また何度か観てもう一度あの感動を味わい方もぜひともお出かけいただきたいと思います。
そして、第3回を迎える「チャリティウォークラリー」。ウォークラリーの創始者で当時三ケ日青年の家の主事をされていた渡辺邦洋先生との出会いから7年。なんにでもチャリティを合体させる私たちの手法でウォークラリーにチャリティを合体させて、お仲間の和久田先生のご指導を受けながら早速第1回のチャリティウォークラリーを成功させたのが7年前でした。20周年を迎えてもう一度やろうという気運が盛り上がり、リハーサルも兼ねて昨年2回目を実施しました。いずれも病気遺児の支援がテーマでした。そして今年、第3回も引き続き病気遺児支援をテーマにしてまいります。
私も個人的にチャリティゴルフ大会を毎年企画し、今年で19回目、総額1,000万円を達成する見込みですが、このチャリティ資金の殆どがリバティライオンズクラブを通して交通遺児や病気遺児の奨学資金などに投入されてきました。アルミ缶やプルタブを集め、使用済みテレホンカードや書き損じのはがきを集め、不要になった書類の裏をファックスやコピーに使い、地球環境の保護を考えながら地道な社会奉仕を行う。地域社会に生きて、地域のみんなとともに暮らす日常の生活そのものがそうであるような、そういうライオンズ活動でありたい、そしてそれが20周年から21年目、22年目へとつながっていくよう念願しながら、歓迎の言葉といたします。