浜松リバティライオンズクラブ20周年記念式典

謝辞

浜松リバティライオンズクラブ会長 平良 章

 浜松リバティライオンズクラブ、現在会長をおおせつかっております平良でございます。本日は絶好の行楽の日曜日、大切な家族サービスの日に私たち浜松リバティライオンズクラブのチャーターナイト20周年記念式典にご列席を賜りまことにありがとうございました。少ないメンバー数で一所懸命考えたアクトの数々も発表でき感無量でございます。遠州灘海浜公園は数年経ったら桜の名所になるでしょうか。自然保護、資源の有効再利用は進むでしょうか、心の垣根も取り払った真のバリアフリーは実現するでしょうか。そして、交通遺児の数倍といわれる病気遺児の方々、頑張って下さい。
私も小学2年生で父親を肝硬変、肝がんで失った病気遺児のひとりでした。生活保護を受けて子供時代をすごし、タバコの行商からアイスキャンデー売り、電報配達からバスの車掌まで、ありとあらゆるアルバイトをして家族に仕送りをしながら医学部を出ましたが、周りの多くの方々の助けを借りました。それが私のWe Serveの原点です。
少しのものでも無駄にせず、限りある資源を大切にそしてまた、限りある命を大切にこれからも次の世代へ私たちの思いを引き継いでいけるよう、私たちもまた次の25周年、30周年へと皆様とともに努力し続けてまいります。本日は重ね重ねありがとうございました。
なお、このあと1時から私も関わった映画「アイラヴユー」の無料上映会に引き続き私の大切な友人となりましたこの映画の大澤豊監督、主演女優忍足亜希子さんと手話コーディネーター妹尾映美子さんのお三方によるトークショーがございます。是非ともご観覧、ご視聴いただけますようお願い申し上げまして本日の謝辞と致します。ありがとうございました。

平成13年4月22日

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