浜松リバティライオンズクラブ20周年記念行事

トークショー挨拶

浜松リバティライオンズクラブ会長 平良 章


 皆さん、こんにちはー。今日の映画はいかがでしたかー。はじめてみる方も、もう2回目だよーとか3回目だよーという方も笑いと涙の2時間ではなかったでしょうか。この映画は浜松をふくめて、お隣の豊田町を中心とした静岡県西部地域を舞台に製作されました。私もこの映画製作のサポーターの一人として関わりましたので映画の終わりにはチラッと名前が出ておりました。この映画を一人でも多くの方に、そして何度でも見ていただきたい、そういう思いから今回の私たち浜松リバティライオンズクラブの20周年記念行事にこうした企画を選ばせていただきました。そして映画製作の過程で新しい友人となりました大澤豊監督、主演の忍足亜希子さん、手話コーディネーターの妹尾映美子さんのお三方をお招きしてのトークショーを開催することが出来ました。

 大澤監督は「ガキ大将行進曲」「遥かなる甲子園」「ベトナムのダーちゃん」など数々の名作を手がけ、前作の「金色のくじら」は白血病にまつわる骨髄バンクの大切さを訴えたすばらしい作品でこれも浜松日赤病院でロケを張った感動的な映画でした。このときも私は静岡県の骨髄バンク推進協議会の座長を務めておりましたのでPRに一役買いました。大澤監督はまた、現在「アイラヴフレンズ」という映画を製作中で今日はそのことについてもお話いただける予定です。

 忍足亜希子さんは今日の映画「アイラヴユー」の為に全国からオーディションで選ばれた日本で初めてのろう者の主演女優です。すでに現在2作目の主演作品「アイラヴフレンズ」を大澤監督のもとで取り組んでいらっしゃいますが、この間NHKのテレビ、マイクロソフトやセシールのCM、雑誌、また「女優志願」や「初めての手話」などの著書等々で大活躍でございます。

 手話コーディネーターの妹尾映美子さんは、日本ろう者劇団に拠点をおき、「雨に咲く花」などの舞台、「遥かなる甲子園」や「アイラヴユー」などの映画、NHKの「みんなの手話」、スカイパーフェクTV「衛星劇場」の手話解説など幅広くご活躍でございます。本日は忍足さんの手話通訳も兼ねていろいろお話いただきます。

 なお、本日は会場入口で浜松にあります「ひくまの出版」から出ております映画「アイラヴユー」の原作本、また忍足亜希子さんの著書「女優志願」など書籍も販売しておりますのでよろしければどうぞお買い求め下さい。
それではお三方よろしくお願い致します。

平成13年4月22日

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