手話サークルやまびこ会「東部サークル」での手話で行うフリースピーチ原稿

手話への取り組み

平良 章

 昨年4月に、浜松リバティライオンズクラブの20周年記念行事として、映画「アイラヴユー」の無料上映会と、大沢監督、主演の忍足さん、手話コーディネーターの妹尾さん3人のトークショーを開催したのがきっかけでした。それ以前に映画「アイラヴユー」の制作に関わっていて、監督たちと知り合いだったことが企画の決め手となりました。それで手話も全く出来ないのに、6月にはもうこのサークルに入れていただきました。若い頃は暗記力には人一倍自信があったのですが、まだまだ若いつもりでいたのに、新幹線で出張する時など、指文字を「アイウエオ、カキクケコ・・・」と何回も何回も繰り返し覚えて、よし、これでマスターしたと思っても1週間経つと、きれいさっぱり忘れていて、悲しくなってしまいます。毎日毎日、仕事で忙しくしていて、サークルや講習会も予習、復習するまもなく1週間が過ぎてしまうので上達しないのかなー、もうあきらめた方が良いのかなーと思うこともあります。しかし、お正月の高橋節さんからの年賀状に、私がサークルに参加していることが聴覚障害者の方々、手話を学ぶ方々を励ます結果になっているというようなことが書いてあり、くじけちゃいけないんだと大いに励まされました。

 指文字も本当は「アイウエオ、カキクケコ・・・」じゃなくて、文章を全て指文字で表してみるという勉強方が良いのはわかっていますが、なかなか時間も取れないので、いつかやってみようと思いながら、とりあえずは生活の中での手話という意味でビデオを借りてきて「愛しているといってくれ」とか、「星の金貨」とか、「君の手がささやいている」など借りてきて手話の部分だけ編集し始めています。夜11時頃まで仕事して、それが終わってから夜中にやるので、何度も居眠りして失敗、やり直しの繰り返しで睡眠不足気味です。早くうまくなりたい、なかなか手が動かないともどかしい毎日ですが頑張ります。応援よろしくお願いします。

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