県医師会理事就任挨拶

静岡県医師会報−平成4年4月1日発行−

 浜松市医師会理事会のご推薦をいただき、県医師会理事を拝命するに当たり、一言ご挨拶とお願いを申し上げます。特に抱負や気負いはありませんが私のような若輩が仰せつかる以上名誉職という訳にもいかずとまどっております。4年前に市医師会理事を仰せつかった時から3期目の現在でも最年少ですが、私にとっての医師会理事とは会員の皆様はもとより地域社会に対する奉仕活動の一環であると認識しております。

 ライオンズクラブの活動も10年間精一杯やって来たつもりですが、どちらも本業を大事にしてその余暇、余力を活かしてやるべきだと常々考えて来ました。浜松市医師会でもそういう議論が常になされ、歴代の会長先生のご努力で会議の大半は夜、診療時間外を利用して行われるようになって来ました。この度、県医師会理事をお受けするに当たっても自分のオフィスをしっかりやる、患者さんとの診療時間の公約はなんとか守った上で活動したいと念願しています。

 もちろん、浜松が県都でない以上、県医師会理事としての活動の為には午後時々出掛けなければならない事は承知しておりますので、水曜日午後を休診とし、火曜日午後と第四木曜日午後は規則的に代診を頼む手配はできました。なんとかそれ以外に休む事がないよう調整していただき、どうしてもの時はまた代診を頼んでしのいでいくつもりです。私のように40代の理事が自分のオフィスを守りながらどんどん続いて出てこられるような態勢作りも私の重要な使命の一つと考えて頑張りますのでよろしくお願い致します。


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