静岡県医師会理事 平良 章
はからずも3期目を拝命して今すごく緊張しています。最低2期というのはよく聞く話ですが、やってみると理事の数も少ないせいか1期目でもすぐにどんどん仕事に追われます。そういう意味でも2期4年というのは丁度良いと思いました。3期目ともなればある程度その組織の顔の一部を担い、マンネリ化は心配、本業も役を辞しても回復不能となるでしょう。プライベートな趣味その他も全くお留守になってしまいます。しかも最も嫌なのは若くしてそこまでやるなら将来はと言う鵜の目鷹の目の憶測に晒されることです。ところが私はというと、本当は今でも好きな人と二人で瀬戸内海の島々を診療船に乗って日々渡り歩き、島の人々との触れ合いを大切にしながら余暇はトランペットを吹いて過ごすのが一番の望みです。しかし、いきがかり上自分がやってきた仕事の継続性に対して責任をもちたいと思いましたし、お前はまだまだやるんだという回りのムードから当然のように3期目になりました。しかも今期は浜松市医師会副会長を兼任、県西部浜松医療センター副院長はじめ中核市へ移行する浜松市関係のいろいろな役職もしっかりこなさなければなりません。文字どうり 粉骨砕身、自分にどこまで体力、能力があるのか限界を目指して挑戦する覚悟ですのでどうぞよろしくお導き下さいますようお願い申し上げて就任の挨拶とさせていただきます。