平成2年6月20日
浜松市医師会会長 大久保 忠訓
庶務担当理事 平良 章
皆様方にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて今般、検査料が実施料と判断料に分かれて以来、外注検査の料率が各検査センターによって、また同じ検査センターでも各医療機関によってその料率にかなりのばらつきのある事が指摘されるようになりました。そこで、まずその実態を把握すべくアンケートをお願いする次第です。
是非、御協力をお願い致します。
なお、集計結果につきましては、7月21日の医師会総会で発表後ウィークリーに掲載する予定です。
料率
検査センター名( ) 一般( )%、特殊( )%
検査センター名( ) 一般( )%、特殊( )%
検査センター名( ) 一般( )%、特殊( )%
検査センター名( ) 一般( )%、特殊( )%
検査センター名( ) 一般( )%、特殊( )%
医療機関名( )
浜松市医師会ウイークリーNo.977(平2.8.6)
外注検査料率に関するアンケートにご協力戴きありがとうございました。お約束どうり7月21日の医師会総会にて結果の概略を発表させて戴きましたが、改めてウィクリーに掲載するお約束でしたのでここに概略をのべさせていただきます。
A会員317名中92名の回答を戴きました。回答率29%でした。保険点数(実施料)に対して検査センターへ支払う料率調査というつもりで行ったアンケートでしたが、表現方法のまずさの為か一般検査と特殊検査の比率と受け取られてしまって大部分、90数%が一般検査である旨の回答がいくつか見られ、大変ご迷惑をお掛けしましたことを改めてお詫び申し上げます。そこで保険点数に対する検査料率を御回答いただいたと考えられる83枚について分析を行いました。ただし1医療機関で数箇所の検査センターへ出されているケースも多く平均1医療機関当たり1.35センターでした。 個々の検査センター名はふせますが、最も低い料率でお願いしている方が保険点数の40%(9件)、41−45%(6件)です。最も高い方は90%(1件)、80%(5件)で平均57.5%でした。医療センターが60%ですので、検体の少ない医療機関でもこのあたりを上限としてできれば40−50%で交渉されたらいかがでしょうか。
特殊検査は50−100%、平均74.3%、検査の種類によっては100%でもやむを得ないものもありますが、特殊検査は原則として50−80%を目安とされてはいかがかと思います。