残暑きびしき中にも朝夕に秋の気配を感ずるこのごろ、皆様方にはますますご健勝のことと拝察申し上げます。
 さて、私たち浜松市医師会有志は中北薬品浜松支店のご協力のもと、社団法人浜松市医師会の全面的なご賛同を得て、下記の要領にてチャリティバザールを開催致す事になりました。貴団体におかれましても諸般の事情をご賢察、ご検討の上是非とも後援名義のご使用をご許可下さり、またチャリティバザールへのご参加、ご協力を賜りますよう伏してお願い申し上げます。


外国人労働者医療援助基金創設
チャリティバザール

趣意書

主催団体:外国人労働者医療援助基金創設チャリティバザール実行委員会
後援団体:社団法人浜松市医師会、社団法人静岡県医師会、財団法人浜松国際交流協会、 (予定) 浜松市内8ライオンズクラブ、6ロータリークラブ、国際ソロプチミスト浜松浜松青年会議所、他協力をお願いできそうな各種団体にも呼びかけたい。中北薬品他薬問屋、製薬メーカー、その他雇用主を含む会社、事業所

目的
 民間のボランティア基金として「外国人労働者費医療援助基金」の創設をめざしてチャリティバザールを開催します。浜松市医師会が先鞭を切った外国人労働者の医療費問題のアンケートは、静岡県医師会により静岡県全域に拡がり、近々その結果が出る予定であります。この結果に基づき、医師会としては国、静岡県、浜松市をはじめ各市町村に対しさまざまな要望を行って行く事になると思います。公共に要望するだけでなく、私たちの側でも何かやれることはないか。私たちはボランティア基金を作る事が最も有効な事だと考えました。自立している外国人を援助しようというおこがましいものではありません。犯罪や医療目的の不法入国を助長することにならないように、遠い外国から日本に来て本当に困っている人の為にしかるべき機関に委託して運用には慎重を期して行きたいと考えています。もちろん「基金」というからには30万円、50万円集まってもそれをそのまま医療費援助に使ったのではすぐ底をついて「基金」にはなりえないのですが、わたしたちのやるチャリティバザールが「最初の小さなともしび」となって県内各郡市医師会を中心とした各地区へ拡がり、日本全国へと拡 がれば「果実で運用できる本物の基金」へと育つことも可能であると思います。その「最初の小さなともしびを灯したい」というのが今回のチャリティバザールの目的です。浜松以外の各種団体や事業所へも協力をお願いしたいところでありますが、今回は会場の都合もありとりあえず浜松地区ということでやらせていただきたいのでよろしくお願い致します。


日時:平成5年2月7日(日)、AM8時より準備、AM11時より売りつくしまで販売

場所:浜松駅前・フォルテ1F、フォルテガーデン

拠出品:浜松市医師会員、および協賛各社、各ライオンズクラブ、各ロータリークラブ、国際ソロプチミスト浜松、浜松青年会議所会員他協力者よりお歳暮の頂き物を中心に拠出をお願いします。各オフィスの窓口にも協賛を呼びかけるポスターを掲示し、患者さんや従業員の方々へも拠出および当日の参加をお願いします。協力各社、個人などはその氏名を会場へ掲示します。各オフィスの窓口に同時にチャリティ募金箱を設置し、これもバザール当日集計します。これは今回のバザール以降も継続して設置しておきたいと思います。また他に実施されるチャリティの催しの収益金も受け入れます。

準備:医師会に関しては中北薬品を中心に協力をお願いできる問屋さんに拠出品集めやポスターの製作、配布、当日の会場の設営、販売のお手伝いをお願いします。各ライオンズクラブ、各ロータリークラブ、国際ソロプチミスト浜松、浜松青年会議所については拠出品集めとともにそれぞれの団体で集めた拠出品の当日の販売もできればお願いしたいと思います。売り場は各種団体で16コーナーを予定して、できれば集計も各種団体で行い、各団体の実績としてそれぞれ報告するとともに実行委員会で合算したいと考えています。

組織:実行委員会メンバー(案)
 浜松市医師会:新村副会長、平良理事、本間理事、中山事務長
 中北薬品:浦田支店長、出口部長
 国際交流協会:川嶋事務局次長
 可能ならば8ライオンズクラブ、6ロータリークラブ、国際ソロプチミスト浜松、JC等より各1名
 ※顧問:大久保浜松市医師会長

連絡先:浜松市医師会( 452−0424、FAX 456−1041)


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