外国人労働者医療援助基金創設
チャリティ活動の経過について
“報告とお礼”

 拝啓
 冷夏から短い残暑、そして長くなりそうな秋の深まりを見せる今日この頃ですが、皆様にはますますご盛栄のことと拝察申し上げます。

 さて、今年2月の外国人労働者医療援助基金創設チャリティバザールの節はご協力大変ありがとうございました。その後引き続き浜松市医師会の皆様のオフィスへおかせていただきました竹筒募金の集計結果が出ましたのでご報告申し上げるとともにご協力いただいた関係各位に今後の見通しについて現在までの経過のご報告を申し上げます。個々のオフィス毎の竹筒募金の金額は公表を差し控えますが、現金、切手、テレカを換金した総額は316,138円でした。さらに名和医院の奥様のお計らいで今年2回の松菱サロンコンサートでも竹筒募金のご協力をいただき、35,511円、またコンサートのチケットを80枚ご提供いただきこれを販売して125,000円の売上金をご寄付いただきました。ここまでの基金創設準備金の総額は5,483,967円となっております。

 基金創設の目標として設定した1,000万円に向けて次の企画を立てなければならない時期が参りまして、静岡県国際交流協会の春頃の機関紙にも夢のような話として「浜松アリーナを借り切って国際交流フェスティバルとし、メインアリーナで朝から晩までコンサート、サブアリーナで外国の料理教室や踊りを教えるコーナー、またいろんな国の子供達の遊びのコーナーなどできたらいいな」という趣旨のことを書きましたが、中心になって動かねばならない私自身が静岡県医師会理事の併任から、日本医師会の委員会委員まで引き受ける羽目になり時間的制約で大変苦慮しております。そこでこの度、細川新政権の大内厚生大臣が私たちの主張と同じく基金創設を発言しておられるので、むしろそちらの方へ働きかけて合流する方向で検討してみたいと考え、静岡3区選出の安倍代議士を経由して別添のようなお手紙を差し上げ、お返事をいただきました。まだ十分な手ごたえとはいえませんがまた何か次の動きがありましたらお知らせ致しますのでよろしくご協力賜りますよう
お願い申し上げます。 末筆ながら皆様のますますのご活躍とご発展をお祈り申し上げます。


外国人労働者医療援助基金創設チャリティバザール実行委員会
連絡先:浜松市医師会  452-0424、FAX 456-1041
平良内科  441-8266、FAX 441-4052


平成5年10月20日


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