静岡県医師会報(平成10年1月1日発行・第1206号)

編集後記

 ただいまホームページ作成のラストスパートに入り、数少ない日曜日は一日20時間くらいパソコンに向かっています。携帯電話の繋がらない地下室で、たまに一番条件のいい天井採光の下で1−2回呼び出し音が鳴ってすぐ切れてしまう。いちいち地下室専用の電話に転送設定してもかかってくる電話もなく虚しくてやめてしまいました。スキャナーの読みとりがひどく遅いのでなかなかはかどらず、人差し指一本で打つ文章の方がまだ早いのですが、肩が凝って肩が凝って夜になるとカチカチになってしまいます。カラーのインクリボンはすぐなくなって、すべて持ち出しですからこれも馬鹿になりません。

 個人的にも激動の一年でした。とにかく目の前のことに没頭するほかありませんでした。今年はどういう年になるのでしょうか。年頭の挨拶もつい先行き不透明な暗い話になりがちです。役員選挙の年でもあり、いろいろ取り沙汰されておりますが、私には目の前の仕事が多すぎて何も考えられない状態です。

 ただ、今年得た情報の中で、テレビ会議システムだけは先鞭を付けておきたい。静岡県医師会が当初予定になかったインターネットのサーバーを思いもよらず持つことができた最大の功労者は勝呂会長ですので、期待できると信じています。広報部としても、ホームページを通して今年は広報元年になりました。「県民に開かれた医師会活動」をめざして、どんどん有益な情報を流していきたいと思います。

 一方、県医師会会員の皆様とも会員のページによって迅速な情報伝達、意見具申や質疑受付などにも活用して参ります。郡市医師会に対しても、積極的にホームページの開設を働きかけ、その政策を支援して参ります。そのためにはおそらく今のように一人で背負い込むのは無理があるので、委員会の設置が必要になると思われますが、たとえ人事がどう決まろうとその時は是非私も委員会のメンバーに加えていただきたいと念願しております。 
  

(平成9年12月14日 平良 章 記)

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