日常生活の再点検を

 伝染性膿痂疹(とびひ)、ヘルパンギーナ、感染性腸炎など夏に猛威をふるった種々の感染症がいずれも終息に向かい、さわやかな季節となりました。しかし、日本列島を揺るがした0−157などの腸管出血性大腸菌感染症の脅威はまだあり、もしも集団発生したらという危機管理対策が浜松市保健所と市医師会との間で話し合われています。家庭では、あまり神経質にならず、従来から言われて来た台所の清潔、生水を飲まないこと、特に小さい子に排便の後始末をきちんと教えることなど日常生活の再点検を心掛けましょう。 

(平良内科 平良 章)

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