集団風邪が流行の兆しをみせています。インフルエンザ様の高熱と節々の痛みを主徴とする風邪も先週木曜日あたりから目立ちはじめ、さらに大人から中高生へと低年齢化の様相です。今年一年を振り返ってみますと、インフルエンザ様疾患は一月第四週をピークに1−2月、ヘルパンギーナは6−7月でした。乳児嘔吐下痢症は1−3月、伝染性紅斑は4−6月、風疹と麻疹様疾患は4−7月、流行性耳下腺炎は6−8月、咽頭結膜熱は8月に小さなピークが見られました。この頃増えてきた感染性胃腸炎と水痘は1−6月中心に年間通して見られました。