<平成10年浜松市医師会ウイークリー新年号>

新春随想

浜松市医師会副会長 平良 章

 慌ただしい年の瀬がインターネットのホームページ作成でよけい慌ただしく、世紀末も年末もみんなよく似た状況なのか、かえって新年という改まった感じがするから不思議です。考えてみれば市の医師会も県の医師会も役員の任期切れで選挙があり、すでにいろんなことが起きています。仕事よりもそういう人事の方に興味を持ち、いろいろと動かれる方もあり大変です。7月には役員10年の表彰もあるとのことで気が重く、私は表彰が嫌いだしまだやるのかと肩をたたかれているような気がしています。マンネリはいけないし、マンネリになったら潔く後進に道を譲るべきだと常々思っています。青年医師連合(青医連)時代は政治をどうにかしなければという意識もありましたが、しばらくはどうにもならないと失望していました。しかし、医師会の仕事をしているとやはり政治をどうにかしないと医療も良くならないことに気がつきます。ぜひ皆さんも政治に関心を持っていただきたいとお願いいたします。また、昨年と今年の合同医局の「生涯教育のしおり」に私なりの政治的提言をさせていただいておりますので、ご批評をいただければ幸いです。

 県医師会のホームページを作成する前段階で「平良 章の試作ホームページ」というのを作りかけました。診療所のことではなく、私がこれまで浜松市医師会ウイークリー、静岡県医師会報をはじめとしていろんな本や雑誌、機関誌、新聞等に書いた文章を集めてみたものです。一度自分史を作っておこうと考えてファイルしたことがありましたが、フロッピイなどを探してみると実際はもっともっと多いのに気がつきました。もっとも今はそんなことをやってる場合じゃないので中断していますが、いずれ完成させたいと思います。先に、次は浜松市医師会のホームページを作ります。いずれ近いうちに静岡県医師会同様サーバーを持って浜松市医師会員のみのイントラネットを構築し、市民サービスと会員サービスを2本の柱としていきたいと考えています。
 今年も精々頑張りますのでよろしくお願い申しあげます。

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