外国人労働者医療援助基金創設の運動

私は昭和63年4月、浜松市医師会理事を拝命し、平成3年9月に外国人労働者の医療の実態について浜松市医師会で会員対象にアンケート調査を実施しました。その翌年、静岡県礒貝理事を併任し、9月に全県下の医師会員を対象に同じくアンケート調査を実施しました。この結果について、

「平成4年度関東甲信越静地区衛生主管部(局)長・医師会長合同協議会」・平成4年6月6日、於:甲府市


「外国人労働者(家族も含めて)の医療費用の問題について」・浜松市医師会ウィークリーNo.1081(平4.10.5)

「”外国人労働者の医療に関するアンケート調査結果”の総括」・浜松市医師会ウィークリーNo.1088(平4.11.23)
に報告しました。並行して、基金創設の為のチャリティバザールを企画しました。

「外国人労働者医療援助基金創設チャリティバザール−企画書−」

「外国人労働者医療援助基金創設チャリティバザール開催と拠出品提出のお願い」・浜松市医師会ウィークリーNo.1092(平4.12.21) 

「外国人労働者医療援助基金創設チャリティバザール−再度拠出品提出のお願いと値付けボランティア募集と売り子ボランティア募集」・浜松市医師会ウィークリーNo.1095(平5.1.18) 

「外国人労働者医療援助基金創設チャリティバザール−協力団体一覧−」 

「外国人労働者医療援助基金創設チャリティバザール−報告とお礼−」・浜松市医師会ウイークリーNo.1099(平5.2.15)及びNo.1100(平5.2.22) 

「外国人労働者の医療の問題を考える」・平成5年2月14日

「とびらのことば−国際社会に生きる−」・静岡県医師会報第1090号、平成5年3月1日発行 

「静岡新聞”招待席”−国籍問わず皆保険に−」・静岡新聞、平成5年4月14日



「−外国人労働者医療援助基金創設チャリティバザールを開催して−」・財団法人静岡県国際交流協会機関誌「SIR情報」第21号、1993年5月発行






「あなたの診療室に外国人が現れたら−実践外国語診療ゼミ−(取材)」・Medical News 331号(1993.8) 

「外国人労働者医療援助基金創設・竹筒募金”報告とお礼”第二弾・浜松市医師会ウイークリーNo.1125(平5.8.30)

「拝啓 厚生大臣 大内啓伍様」・浜松市医師会ウィークリーNo.1129(平5.9.27) 

これに対してお返事を頂きました。
拝復
お手紙ありがとうございました。福祉担当大臣として、安心できる福祉社会、生活先進国づくりをめざし、親切な行政を進めてまいる所存でございます。
お手紙のご意見、ご主張を今後十分に参考にさせていただきながら行政を進めてまいりたいと存じますので、今後ともご支援ご協力を宜しくお願い申し上げお返事と致します。
敬具
厚生大臣 大内啓伍

しかし、この後、民主党政権が短命に終わった為日の目を見る事はありませんでした。

「平成6年度関東甲信越静地区衛生主管部(局)長・医師会長合同協議会」−在日外国人労働者の医療費未払いについて−・平成6年6月4日、於:静岡市

私が平成8年3月末で医師会の役職をすべて退いてしまったので、最終的な収益金548万円余が私の手元にあります。何とか有効利用を考えて行かねばなりません。